消し込みという作業

消し込み」という経理の作業があります。「消込」なんて表記にすることもあります。
こういう略し方(?)はいかにも会計っぽいですよね。

消し込みがどんな作業かというと、例えば何かモノを売りましたと。
小売店などでの現金売買なら、その場で現金が入ってくるわけですがB2Bの場合はそういうケースは少なく、掛けで売るケースのほうが多いわけですね。いわゆる売掛金というやつですね。

(借方)売掛金/(貸方)売上

こうなります。
売掛金が回収されると

(借方)現金/(貸方)売掛金

こうなります。簿記なんかでは最初の最初に習うようなところですね。
しかしここで実務を考えてみましょう。売掛金の「回収」とは?何をどうやったら「回収」と言えるんでしょう。
一番ありそうなのが、銀行振込ですね。
掛けで売った相手から、月末締め翌月払いで銀行口座に振り込みがある。
銀行口座の確認→振込の確認→対になる売掛金の確認→反映
こういう流れになりますかね。

売掛に対して入金があったら、それを売掛台帳などに「反映」させる。これが「消し込み」という作業になりますね。
ここまでは結構簡単そうに聞こえる話ですが、実際そう単純ではありません。

売掛に対して全く同じ入金が確実にあるならばシンプルなんですが、実際には複数の売掛に対してまとめて入金を行ったり、その逆で1つの売掛に対して複数回の入金があるケースも多々あります。1:1だけでなく1:nやn:1を考慮しなくてはいけません。

「○○さんから入金があったぞ。えーと、これはAとBを売ったヤツに対する入金かな?・・・あれ、ちょっと足りないぞ?」

こんなのが頻繁に起こりうるわけです。こういう処理を、数百、数千の取引先に対して行うとするとどうなるでしょう。ものすごい手間になりそうですよね。

さらに入金手段だって、銀行口座も複数の銀行にあるかもしれませんし、手形なんてものも絡んできます。取引の件数が増えれば増えるほど、指数関数的に作業量が増えてしまう面倒な作業が、この消し込みというものなんですね。

というわけでシステム的に対応してしまおうという動きも結構あったりします。
今までの解説にもあったように、銀行とこの消込作業は密接に絡んでいますので、銀行自身が法人向けサービスとして消し込みシステムを提供している場合があります。お使いになられている銀行がそういったサービスを提供しているかどうか、確認してみるといいかもしれません。

また銀行のサービスが高い、あるいは複数の銀行を使っていてまとめられない・・・という場合は、汎用的な消し込みシステムを導入するのも手です。
検索してみるとこういうのがありました
入金消し込み(消込)の決定版 Victory-ONE+
入金データ、請求データ共に自由に設定できるのがウリなようです。

面倒な作業はシステムに任せてしまうのが一番なので、できるだけいい仕組みを導入したほうが何かと良さそうですね。

■昨日の運動

腹筋20回
腹筋ローラー20回

体重: 67.2kg
体脂肪率: 19.8%

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